人生を変えたチェインプロセス

NLPトレーナーである私が
NLP心理学を学び、
一番活用してきたもの。

それが、NLPの最初に学ぶ
チェインプロセスです。

塾講師だった30歳の私が
仕事で大きな壁にぶつかり、
室長から降格し、失意の中、

「人生をどうにかしなくてはいけない」と

本を読み漁っていた時、
偶然目にした、心理学NLP。

藁をもすがる思いで、学び始めると、
1年足らずで室長に戻り、

さらには、室長をマネジメントする
エリア長に3年と掛からずになることができました。

またその後、
学んでいたNLPスクールで講師となり、
40歳で結婚もできました。

これら、私の人生に大きな影響を与えた
チェインプロセスについて、

なぜここまで有効なのか、その秘密と
活用方法までをお伝えしていきます。

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1.チェインプロセスがなぜ効果的なのか

まずチェインプロセスとは何なのか、お伝えします。

チェインプロセスは一言で言うと、目標達成を加速するための心理を使ったイメージワークです。

そのポイントは

  • 脳の機能を使って、自然とゴールに向かっていく自分になる
  • ゴール、目標達成までの具体的な手順が手に入り、予定のように進んでいく
  • 目標達成したあとの恩恵(ベネフィット)までイメージでき、モチベーションが続く

などです。

みなさんも、仕事やプライベートで目標を立てたことがあるかと思いますが、その中でも年始に立てた目標を達成できる人は8%と言われてます。

その理由は、こららチェインプロセスのポイントのようなものがほとんど入っていないことが、大きく関係しているからです。

そもそも、目標設定をしないという人もいるかもしれませんが、実は目標設定することで、様々な恩恵を受けることができます。

その大きな恩恵の1つとして、

「目標に対する情報が勝手に集まってくるようになる。」

ということがあげられます。

例えば、皆さんも過去に何か本気で欲しいものができたり、何かを好きでのめりこんだ途端、その欲しいものを誰かが持っていたり、

その情報がテレビや雑誌、人からどんどん入ってきたという経験が少なからずあるのではないでしょうか。

私で言えば20歳の時に、ある車を「30歳になるまでに購入したい」と考えた途端、街中でその車が走っているのを毎日のように見つけたり、

挙句の果てには家の近所に2台も止まっていることに気づきました。

これは、私たちの脳の機能でありRAS(Reticular Activating System)と呼ばれるものが関係しています。

RASとは、何かに目標を定めると、意識をしていなくてもその情報を脳が無意識レベルで自動で探そうとする機能のことです。

私で言うと、30歳を待たずにちょうど型番の切り替え時期という情報が手に入り、新車を安く買うことができました。

まさに、脳の機能を使って自然とゴールに向かっていく自分になることができたのです。

よく言われることですが、食堂で料理を注文をしないと料理が出てこないように、

料理を注文をすること(ここでは、目標やゴールをはっきりと意識すること)で、料理が出てくる(無意識が働き変化が訪れる)のです。

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2.チェインプロセスは逆算的思考を手に入れる方法でもある

また、このチェインプロセスは、逆算的思考を手に入れる方法でもあります。

目指したいゴールや目標の期限を決め、達成した自分をリアルにイメージすることで、

そのために、

  • 何が必要なのか
  • どのような手順が効果的なのか

をイメージできるようになるのです。

世界的な心理学者であり、外科医であるマクスウェル・マルツは

「人間の脳は、現実の出来事と、現実と同じくらい鮮明に描いたイメージを区別できない」

と言っています。

まさに、目標達成した自分を現実のように鮮明に描くことで、目標達成できる自分が当たり前となり、

まるで「予定のように進んでいく自分を手に入れることができる」ようになるのです。

私で言えば、自分がNLPを学ぶ受講生の時に、「自分が受講生の前に立ってNLPを教えている」ということを目標としてイメージしました。

その結果、

  • NLPのトレーナー資格を2つ、いつ取るのか。
  • その資格を取るため、会社を休んでもチームがまわるようにメンバーをどのように育成するか

など、イメージし、実行することで目標達成することができたのです。

さらにこのワークを行うことで、「目標達成したその先の未来の自分をイメージできる」ようになります。

例えば私は、「40歳で結婚する」という目標において、結婚した後の理想的な家族までイメージすることができ、

そのための理想の相手や、自分が準備するお金や物質的なこと、そして、内面的な心構えまで準備することができ、

現在結婚してから5年を超えましたが、今でも楽しい家族生活を送ることができています。

このように、ゴールの先にある恩恵ベネフィットまでイメージすることで、「さらなる行動へのモチベーションを手に入れる」ことができるのです。

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3.まとめ

以上のように、チェインプロセスを行うことで、根性や意志というレベルを超えた、

脳の機能や無意識といった心理的要素を使うことで目標達成が可能となります。

実際に私自身も、チェインプロセスを行うようになってからは、人生において特に大きな目標の達成率は大幅に上がったと感じています。

人生の大きな挫折から偶然学ぶことになった心理学NLPですが、

今となっては「その挫折があるからこそ今の自分がいる」と心から思えるようになったのです。

この心理学NLPをより多くの人の人生にお役に立てるよう、自分が実践者となり、伝えるということを全力で行い続けていきたいと思っています。

NLP-JAPANラーニング・センター
NLPトレーナー 後藤昭雄